お肌のしくみ
美肌を目指すにはお肌のしくみを知った上でお手入れをした方が効果的です。私たちの体の表面を覆っている皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層に分けられます。肌表面の表皮とその下の真皮を合わせた厚みは、平均で約2ミリととても薄く、その中でも目の周りはさらに薄くて一番薄いまぶたはたった0.6ミリしかありません。
表皮
皮膚の一番外側である表皮は、肌を保護し潤いを保つ働きがあります。表皮の表面のデコボコがあまりなく、整っている肌をキメの細かい肌と言います。キメは温度や湿度、紫外線などの外的要因により影響されるので、肌を清潔にし、紫外線や保湿対策を効果的にすることにより、キメを整えていくことが可能です。表皮の一番外側の角質層は、0.05mmとラップ位の厚みしかありませんが、お肌の潤いを保ったり、外からの細菌や紫外線、化学物質などから体を守るバリアの働きをします。その角質層をさらに皮脂膜が覆っています。角質に十分水分がある状態が潤いのある柔らかい肌です。角質層は角質細胞がレンガのように積み重なっているのですが、この細胞が表面から順に垢となってはがれ落ち、生まれ変わることで一定の厚さを保っています。この細胞が毎日生まれ変わる働き、肌の代謝をターンオーバーと言い、通常約28日周期だと言われています。このターンオーバーがサイクル通りにバランスよく行われることで美肌が保たれるのです。しかし、ターンオーバーのサイクルは加齢とともに長くなり、角質細胞がなかなか皮膚表面からはがれ落ちずに古い細胞が溜まり続けると、角質層がぶ厚く固くなっていき、水分も保てなくなって肌は透明感を失ってくすんでしまうのです。きちんとしたお手入れでターンオーバーのサイクルを整えることが肌トラブルの予防となります。
真皮
表皮の下にある真皮は、ハリと弾力を保つ組織です。真皮層には、エラスチンやコラーゲン、弾性線維が絡み合っていて、その間をヒアルロン酸がうめることで、ハリや弾力を保っています。肌のハリや弾力は、この真皮に約70%含まれるコラーゲンが鍵になります。コラーゲンが少なくなると、肌のハリや弾力が失われるだけれなく、髪がパサついて艶がなくなったり、爪が薄くなり割れやすくなったり、歯周病やひどくなると骨粗鬆症などの原因にもなります。真皮をいい状態に保つには、日頃から紫外線、特にUV−Aなどによる日焼けのダメージを受けないようにお手入れをしていくことが大事です。